スロージョギングは、誰でも簡単に始めることができます。
そして、その効果は絶大です。
スロージョギングで人生が変わる理由を紹介します。
この記事を読むと、スロージョギングをきっと始めたくなります。
目次
スロージョギングとは(ゆっくり、長く走る)

「スロージョギング」とはとても、ゆっくりなペースで長い距離を走る、ジョギングの1つです。
非常にゆったりとしたペースで長く走ることによって、メンタル(体力)やフィジカル(精神)にとても良い効果を与えます。
ペースと時間の参考例
- ペース:8分〜/km程度(歩行より少し早いスピード)
*歩行の平均 約13分/km, 通常のジョギングの場合 約5〜6分/km
- 距離: 30分〜1時間以上
ペースは人それぞれで、個人差が大きいですが、スロージョギングで最も重要なことは、息が全く上がらないスピードで走ることです。
走る時間は、出来るだけ長い時間が良く、最低でも30分以上走り続けることが、スロージョギングの効果を高めます。
力を持て余すぐらいゆっくりなペースで走りましょう。ずっと会話しながら走っても、息が切れないくらいのペースが目安です。
スロージョギングの効果(運動不足解消、ダイエット、リフレッシュ)
運動不足の解消に効果的
有酸素運動が健康維持に重要なことは、言うまでもない事です。
論文では、1時間走ると7時間寿命が伸びると言う結果もあります。
現代人にとって、運動不足の解消はとても重要です。
ダイエットに効果はあるの?痩せるの?
ウォーキングと比べると、同じペースでも1.5倍カロリーを消費
スロージョギングはウォーキングと比べ、カロリーの消費量が大きいです。
そのため、基礎代謝が増え、ダイエットの効果が高くなります。また太りにくい体質になります。
一方、さらに走るスピードを上げれば、カロリー消費も大きくなりますが、長い時間走り続けることが辛くなります。
そのため、スロージョギングがダイエットには、おすすめです。
メンタルのリフレッシュ
ストレス解消のために、軽い汗をかく、スロージョギングは最適です。
誰でも、日々の仕事や家事の疲れがあります。スロージョギングで走り終わった後はスッキリし、満足感と心地の良い脱力感が得られることでしょう。
スロージョギングが不向きな人(デメリット)
一方、スロージョギングは下記の人には不向きです。
- 体力を大幅に向上したい。
- トレーニング時間に余裕がない。
- 大会を目指している。
ストージョギングは、初心者向けのトレーニングとも言えるでしょう。
中級者にも、負荷のかかるトレーニングの合間のリフレッシュや、体力維持には効果があります(LSDと呼とも呼びます)。
スロージョギングのやり方
シューズの選び方
スロージョギングのシューズはどのような運動靴でも最初は構いませんが、慣れてきたら、初心者向けのランニングシューズを買いましょう。
走るペースや距離、頻度
スロージョギングの走り方を理解した上で、まずは細く考えず、息の切れないスピードで、どれくらいの時間は走れるか試してみましょう。
また、スロージョギングの目的を考え、つらくなったら早めに辞めることが大切です。
スロージョギングでは自分を追い込み過ぎないようにしましょう。
また一度走ってみて、大体の距離やペースがつかめたら、しばらくの期間は同じペースや距離を保つことを心がけましょう。
スロージョギングを長く続けるポイント
慣れてくると、すぐにスピードを上げたくなりますが、少なくとも5回以上走ってからペースを変えた方が良いです。
スロージョギングではペースを上げることを意識してはいけません。
また最低1週間に一度は必ず走るようにしましょう。
残念ながら、1週間に最低一度は走らないと効果はありません。
どのくらい続けると効果があるの?
スロージョギングの効果は人それぞれですが、1か月以上続けると何らかの効果が得られるようです。
まずは1ヶ月を目標に続けてみましょう。
有名書籍
様々な書籍が出版されています。さらに詳しく知りたい人は、購入してみてはいかがでしょうか?
初心者や中高齢者でもできるスロージョギングについて詳しく解説されています。
NHK出版にて丁寧にスロージョギングが解説されています。
スロージョギングを始めてみよう
スロージョギングはとても効果が高く、誰でも気軽に始められます。
是非、挑戦してみてはいかがでしょうか。
87歳になる男性です。70歳を過ぎてから本格的にランニングを始め、75歳のとき初めてフルマラソン(つくば)に挑戦、6時間半で一応は完走、85歳までは地元のハーフマラソンや10kmの部に出場、現在は、週に3回ほどスロージョギング30分(BPM180),ジョギング10分(BPM160-165)を実施しています。
スロージョギングでは心拍数は180程度まで上昇しますが、身体的には苦しくも無く続けることが出来ます。その後のジョギングでは、心拍数は150程度で比較的楽に走ることが出来ます。心拍数の設定で、220-年齢の公式がよく使われていますが、220についてのエビデンスはないとの説もあり、適正な心拍数はどのくらいなのか疑問に思っています。