筋肉痛でマッサージをしてもいいの？運動後の筋肉痛の正しい治し方

久しぶりに運動をすると、全身が筋肉痛になります。また毎日トレーニングをしている人にとっても筋肉痛は避けられないません。

そんな時、「マッサージに行こう」と考える人が多いです。

間違ったマッサージは、筋肉痛をより悪化させ、回復を遅くする可能性があります。

せっかく、お金や時間をかけて行ったマッサージが逆効果では悲しいですね。

筋肉痛を早く治すための、正しいマッサージの方法を紹介します。

筋肉痛の原因

筋肉痛の原因は、実は医学的に完全には解明されていません。

以前は、運動をすると乳酸が溜まり、蓄積されることが、筋肉痛の原因とされていたこともありましたが、現在はそれは誤りとされています。

最新の見解では、筋肉痛は運動によって傷ついた筋肉を再生、修復するために起こるといった説が最も有力です。

筋肉痛の時のマッサージの影響

運動後に筋肉痛になると、体がだるくなったり、ズキズキと痛みます。

誰でも筋肉痛を早く治していと考えることしょう。

そんな時マッサージ店に行きたくなるところですが、注意する必要があります。

また自分でマッサージをする時も同様に、要注意です。

筋肉痛時の間違ったマッサージのやり方

筋肉痛時に誤ったマッサージをすると、症状を悪化させる可能性があります。

筋肉痛のある損傷した筋肉はとてもデリケートに扱う必要があります。さらに強い刺激を与えることで、より損傷を悪化させ、回復を遅せてしまう可能性があるのです。

また筋肉痛の箇所をマッサージしてもらうと、より痛みを感じることでしょう。

痛みに耐えることが、回復を早めることと勘違いしている人がいますが、誤った認識です。

筋肉痛時の良いマッサージ方法

筋肉痛時でも、良いマッサージの効果を与えるためは、以下に注意しましょう。

• やさしく揉む(軽くさする程度)、血液の循環を良くするため。指圧系は禁物。
• ストレッチ中心のマッサージが良い(筋肉痛の場所だけ揉まない）
• オイルマッサージなどのリンパやリラックス系のマッサージ
• 激しい運動後すぐの強いマッサージは避ける(最低2日は開ける)。

上記に注意すると、運動後でも良いマッサージの効果が得られます。

最も重要なポイントは、「幹部を強く刺激しすぎないこと」です。

筋肉痛を早く治す方法(マッサージと組み合わせる)

マッサージを注意して行うことが大切ですが、それとの組み合わせで、より早く筋肉痛を治す方法もあります。

十分な栄養補給

傷ついた筋肉を治すために、十分なタンパク質を摂取しましょう。良質なタンパク質を摂取することで、筋肥大が起き、筋肉がより強化されます。

筋肉がその激しい運動に慣れること、同じ運動でも筋肉痛になりにくい体になります。

しっかりと睡眠をとる

傷ついた筋肉が回復するのは睡眠時です。十分な睡眠時間を取ることで、筋肉痛も早く完治します。

準備運動

激しい運動をする前に柔軟運動をすると、筋肉の急激な負荷を抑え、筋肉痛を抑えることが可能です。怪我の予防にもなります。

運動前には、ストレッチや軽いジョギングなどで体をほぐしてから、より激しい運動を開始しましょう。

筋肉痛は悪ではない(筋肉が成長している)

筋肉痛は痛くて辛いものですが、それは筋肉が再生している証です。

また一度、傷ついた筋肉は以前より少し成長して再生します。

これは超回復と言われます。誤ったマッサージでこの再生を妨げないようしましょう。

筋肉の回復は2〜3日は必ず必要

人間の傷ついた筋肉を元に戻すためには最低2〜3日は必要です。

無理に慌てて筋肉痛を治す必要はありません。また筋肉痛は体の正常な働きですので、心配する必要もありません。

無理なマッサージをして、すぐに筋肉痛を治す必要がないことを覚えておきましょう。

まとめ（筋肉痛時のマッサージ方法は注意する）

筋肉痛の時のマッサージは、逆に症状を悪化させてないように、注意しましょう。

また無理せず、適切に筋肉を鍛えることで、筋肉痛を抑えることもできます。

正しいマッサージの方法で、運動後の疲労回復を行えると良いですね。